梅小路公園を後にし、往路で見かけた草津のにりんかんへ。にりんかんでは、長距離走行をしたエンジンを思いやり、エンジンオイル交換。まだ500kmちょっとだけでしたが、長距離を高回転で走っていたのでちょうど良い頃合だったかと。
その後、道の駅・関宿までキャノンボール。
△くみちょさんとバイツさん
琵琶湖付近は車の台数が多く、混雑していましたが、少しずつ車の台数が減り快走エリアへ。やっぱりくみちょさんはTC-07の三連星ですな、速過ぎます。
ちょっと色々あって、関宿に1時間弱ほど滞在。その間にきーんさんが到着。きーんさんは四日市市で泊まられるとの事で、ここでお別れ。神奈川自走組もここからキャノンボール方式で家まで。壮大な東海道鬼ごっこ2008春の陣開幕。
一番に出発したのはバイツさん。
二番手は私。
「私は遅いのでお先に」なんて言い訳をして出発。
R1を快走し、R25→R23へと突入。この頃からエンジンから異音が聞こえ始める。不安なので、誰かに道中必ず会うと信じ、その時に調子を見てもらうことに。
R23のハイスピードエリアを第一車線で快走。名古屋に入る手前くらいで後ろから魔の手が。くみちょさんだ。まさか、こんなにも早く抜かされると思ってなかった。そして思い出す。エンジンの異音。くみちょさんを追いかける。追いつかない!R23信号ない!第一車線・第二車線を巧みに使いくみちょさんを追いかける。差が縮まらない。ちょうど邪魔なトラックがいたおかげでくみちょさんに近づく。
「くみちょさーーーん!」
お互いの排気音でむなしくも声はかき消される。必死のボディランゲージ。くみちょさんがミラーを覗く。
気づいたか!?
…ニヤッと笑い、颯爽と去っていくくみちょさん。待ってください!(笑)
久々の信号が運良く赤信号に。
瀬「くみちょさん!早すぎです!!」
く「どうしたの?」
瀬「エンジンから異音が…タペットの音っぽいんですが。」
く「あぁ、熱で膨張しちゃってるんじゃないかなぁ。」
―――― 無情にも信号が青に変わる。さすが幹線道路。信号が変わるのはやい(笑)
く「じゃ!」
トラックの陰に消えていくくみちょさん。私がくみちょさんを見たのはそれが最後だった。ちなみに、東海道自走中に出した最高速は復路のR23だと思います。エンジンの不安から追いかけるの必死でしたから(笑)
気づけば、ナナカンパニーの後に通った道になっていた。私はここは自分の過ちで京都方面と間違え逆走していたので走りなれていました。
「こっちに行けば知立バイパス♪」
東海道自走を前に行ったミーティングで「知立付近にはガソリンスタンドがない」という情報を聞いていたので知立方面に行けば良いとばかり思っていた。。
ナナカンパニーさんから間違えて逆走した時に立ち寄ったガソリンスタンドで給油。ここで地図を見て愕然とする。
国道一号線に乗りかえれなかった!!(笑)
引き返すか?しかし、タイムロスだろ。距離的にも面倒。このままR23いくか?でも、神奈川自走組は誰も通った事ないって言ってたし…不安に駆られる私。しかし、地図中の文字に目が止まる。
道の駅・デンパーク安城
…「そうか、私は道の駅ハンターだった。この道の駅を制覇する為にわざわざR23を選んだ。そうに違いない。」…そう自分に言い聞かせ道の駅へ。
まぁ、案の定なにもない道の駅でして…周りは田舎らしく、聞こえてくるのは虫の声。この道の駅に分け合って30分以上滞在。その間に悩んだ。このまま経路を東にとれば間違いなく国道一号線へ合流できる。が、素直にR23号線に乗って行ったほうが速そう。ここで私は決意する。R23を豊橋まで走る!!これが間違いだった。
R23は道幅が狭く1車線区間が多い。しかも、スピードが高速道路並と来たわけ。避けれない、逃げれない、カッパえびせん♪的なわけのわからないテンションに追いやられる。岡崎バイパスは本当に気をつけたほうがいい。バイパスの距離も長いし、50ccならば、絶対におすすめできない。80cc3速の私でも精一杯でした…
R23のバイパス地獄を抜けて一般道地域へ。なぜかR23は右へ左へとウネウネしていて、青看板を少しでも見落とすと違う道へ迷い込みそうになります。お気をつけください。
豊橋公会堂を普通に撮ったのでは、他の自走レポートと色分けできないので私はワシだかタカの像の前で写真を撮る事に。私がぶれているのはカメラのせいではなく、疲労の為じっと立っていられずに私がよれてしまったため。こんなことをしていると、一台のバイクが公会堂前へ入ってくる。
なんか、光ってるんですけどwww
△神奈川組 「奇跡の合流」の図
そーたさんでした!私は間違えてR23を進み、道の駅安城で道草を食ったので道中、もうだれにも会えないだろうと思っていたのですが、そーたさんも眠気と戦い、休みながら走っていたとか。少し談笑をし、私は先に出発。
この後、お互いの給油や休憩中に抜いたり抜かれたりを数度繰り返す事になる(笑)
磐田バイパスを迂回し、一般国道一号線にてついに睡魔に負けてしまう。しばらく記憶があいまいになり始めたのでコンビニでブラックのコーヒーとチョコを購入。いつもならカフェオレ飲んだだけでも夜寝れない私が、ブラックのコーヒーを飲んでも眠気に勝てない。ブラックのコーヒーを飲んだ後、1時間以内は少し目がさっぱりするが、それを過ぎると危険運転になる。。
掛川バイパスを迂回する時に一般国道一号に合流できずに住宅地をさまよったのは内緒。本当に心細かった(苦笑)
気づくと、夜が明け始め場所は駿河健康ランド前。出発直後に見たような錯覚を思い出し、「もうすぐ家じゃない?」とか寝言を言い始める。
そこらじゅうでブラックのコーヒーをちょびちょび飲む。道の駅では買っておいたキットカットもほお張る。なんか、冒険をしている感じがしてにやけていたに違いない。
ついに神奈川の地名を発見!ここから俄然ペースアップ&睡魔の勢力アップ!(笑)
ふじおやま周辺で濃霧に見舞われたとか、松田付近の記憶がないとか、そんなの割愛。
家に帰宅した直後にリビングで寝た。午後からしっかり授業に出た。頑張った私の4日間東海道戦線。後日、自走組全員無事帰還と知り安心。
東海道、悪くはなかったよ。
総走行距離 971.6km
神奈川⇔京都 交通費 ¥2,759 -
給油回数 7回
給油量 17.9L
最高燃費 56km/L
平均燃費 51km/L
無題
Re:無題
この記事にトラックバックする